こんにちは、株式会社ファミリーです。
トヨタのコンパクトカー「ルーミー」が、2026年8月31日に一部改良されました。
ルーミーといえば、コンパクトで運転しやすい車体と、スライドドアを備えた広い室内が魅力の1台です。通勤や買い物はもちろん、お子さまの送迎など、毎日の生活に合わせて検討している方も多いのではないでしょうか。
今回の改良は、車体やエンジンを一新するフルモデルチェンジではありません。そのため、写真を見ただけでは「どこが変わったの?」と思うかもしれません。
しかし、装備を比べると、オーディオの選び方、安全機能、グレードごとに選べる装備が見直されています。車両本体価格も上がっているため、「何が変わったか」と「必要な装備を付けると総額はいくらか」を一緒に確認することが大切です。
今回は、改良前のルーミーとの違いを、購入時に気になるポイントから順番に解説します。
ディスプレイオーディオは標準装備ではなくなりました
今回、購入前に最も確認してほしいのがオーディオの変更です。
改良前のルーミーにはディスプレイオーディオが標準装備されていました。一方、改良後は全車オーディオレス仕様。車両本体価格には、ディスプレイオーディオの画面が含まれていません。
「車に乗ったら、まずスマートフォンをつないで地図アプリを使う」という方は、ここを見落とさないようにしたいところです。
改良後もディスプレイオーディオは選べます。9インチのディスプレイオーディオパッケージは、税込86,900円のメーカーオプションです。対応するスマートフォンを接続すれば、地図アプリや音楽などを画面で利用できます。
ただし、ディスプレイオーディオと車載ナビは同じものではありません。普段スマートフォンの地図を使うのか、車載ナビを使いたいのかによって、選ぶべき装備が変わります。
また、駐車時にカメラの映像を確認したい方は、カメラだけでなく、その映像をどの画面に表示する仕様なのかも確認が必要です。「カメラが付いていると思った」「画面も付いていると思った」という行き違いを防ぐためにも、見積もりでは装備名を一つずつ見ておきましょう。
価格を比べる際も、車両本体価格だけでは条件がそろいません。たとえば改良後のX・2WDは1,830,400円ですが、86,900円のディスプレイオーディオパッケージを選ぶと、車両本体と同パッケージの合計は1,917,300円です。ここに税金や登録諸費用などが別途加わります。
改良前後を比較するときは、「画面なしの本体価格」ではなく、自分が使いたい装備を付けた総額で見ることが重要です。
ボディカラーは新色を追加。一方で廃止された色も
見た目に関わる変更として、ボディカラーも見直されました。
改良後に追加された主なカラーは、グレイッシュオリーブメタリック、イエローイッシュブラッククリスタルマイカ、シャイニングホワイトパールの3色です。ツートーンカラーにも、新しい組み合わせが設定されています。
一方、改良前に選べたパールホワイトⅢ、ターコイズブルーマイカメタリック、プラムブラウンクリスタルマイカは廃止されました。
ここで気を付けたいのは、「白がなくなった」「新しい色だけになった」ということではない点です。ホワイト系はパールホワイトⅢからシャイニングホワイトパールへ変更されています。また、ボディカラーによって選べるグレードや追加費用が異なる場合があります。
カタログの小さな色見本だけでは、光が当たったときの見え方や車全体の印象まで判断しづらいものです。色を重視する方は、改良前後のどちらに希望のカラーがあるかを確認したうえで、実車や大きな画像でも見比べるのがおすすめです。
「前に見たルーミーのあの色がいい」という方は、改良後には選べない色かもしれません。装備だけでなく、カラーも改良前後の車を選ぶ理由になります。
スマートアシストは、交差点での対応場面が拡大
安全機能では、予防安全機能「スマートアシスト」の検知機能が向上しました。
今回新たに加わったのは、交差点を右折するときに直進してくる対向車と、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者への対応です。
スマートアシストそのものは改良前のルーミーにも装備されていました。今回の変更を正確にいうと、従来の安全機能に、交差点での新たな検知場面が加わったということです。
たとえば右折時には、対向車との距離や動きを確認しながら曲がる必要があります。また、左折時には横断歩道に向かう歩行者にも気を配ります。買い物や送迎で市街地を走る機会が多い方にとって、交差点は日常的に通る場所です。
こうした場面で運転を支援する機能が増えたことは、今回の一部改良で注目したいポイントでしょう。
ただし、安全機能はドライバーの確認に代わるものではありません。天候や周囲の状況などによって作動条件が異なるため、右左折時には引き続き十分な安全確認が必要です。
Xグレードは、運転席まわりと収納が充実
一番価格を抑えたXグレードにも、日常で使う装備の変更があります。
改良後は、フロントセンターアームレスト、運転席シート上下アジャスター、助手席シートアンダートレイなどを標準装備。さらに、オプティトロンメーターとTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが採用されました。
運転席シート上下アジャスターは、座る高さを体格や好みに合わせて調整できる装備です。実際に車へ乗り込んだとき、「もう少し高い位置から前を見たい」と感じる方には、運転姿勢を合わせるうえで役立ちます。
アームレストは運転中にひじを置ける場所。助手席下のトレイは、車内に置いておきたい小物の収納に使えます。どちらも大きく目立つ装備ではありませんが、毎日乗る車では使い勝手に差が出る部分です。
メーターまわりも変わっているため、改良前のXを見たことがある方は、運転席に座ったときの印象を比べてみると違いが分かりやすいでしょう。
一方、X・2WDの車両本体価格は改良前の1,742,400円から、改良後は1,830,400円へ。差額は88,000円です。今回比較したグレードの中では、Xの値上がり幅が最も大きくなっています。
装備が充実したことをどう評価するかに加え、先ほどのオーディオを付けるかどうかも含めて考えたいグレードです。
G・G-Tでも電動パーキングブレーキやACCを選べるように
通常のG・G-Tグレードでは、選択できる運転支援装備が増えました。
改良後は、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、全車速追従機能付ACCをメーカーオプションで選択できます。
電動パーキングブレーキは、スイッチでパーキングブレーキを操作する装備です。ブレーキホールドは、信号待ちなどで停車中にブレーキペダルから足を離しても、停止状態を保持する機能。全車速追従機能付ACCは、先行車との車間距離を保つように走行を支援します。
これらの装備は、ルーミーに今回初めて登場したわけではありません。改良前からカスタム系グレードには設定がありました。今回のポイントは、カスタムではないG・G-Tにも選択肢が広がったことです。
「カスタムの外観より、通常のルーミーの見た目が好き。でも運転を支える装備は付けたい」。そんな方にとって、グレードを選びやすくなりました。
ただし、G・G-Tに標準装備されたわけではありません。ACCと電動パーキングブレーキなどを組み合わせたメーカーオプションは税込55,000円です。同じG・G-Tでも装着車と非装着車があるため、在庫車を探す際はグレード名だけで判断しないようにしましょう。
価格は全グレードで上昇。装備を付けた総額が比較のポイント
改良前後で、同じグレード・同じ駆動方式の税込車両本体価格を比べると、次のようになります。
| グレード | 改良前 | 改良後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| X・2WD | 1,742,400円 | 1,830,400円 | +88,000円 |
| X・4WD | 1,918,400円 | 2,006,400円 | +88,000円 |
| G・2WD | 1,939,300円 | 1,989,900円 | +50,600円 |
| G・4WD | 2,115,300円 | 2,165,900円 | +50,600円 |
| G-T・2WD | 2,065,800円 | 2,117,500円 | +51,700円 |
| カスタムG・2WD | 2,118,600円 | 2,170,300円 | +51,700円 |
| カスタムG・4WD | 2,294,600円 | 2,346,300円 | +51,700円 |
| カスタムG-T・2WD | 2,257,200円 | 2,313,300円 | +56,100円 |
表では、車両本体価格が50,600円~88,000円上がっています。ただし、値上がり幅だけで「高い」「お得」と決めるのは早いかもしれません。
特に改良後はオーディオレスです。ディスプレイオーディオを付けたい方と、別のナビを選びたい方とでは、必要な費用が変わります。G・G-TでACCなどを付けたい場合も、メーカーオプション代を加えて考える必要があります。
比較する条件をそろえること。 これが、今回のルーミーを選ぶうえで大切です。
まとめ
2026年8月のルーミー一部改良では、オーディオレス仕様への変更、新色の追加と従来色の廃止、交差点に対応する安全機能の追加、Xの標準装備充実、G・G-Tで選べる運転支援装備の拡大が行われました。
車両本体価格も全グレードで上がりましたが、改良後は選ぶオプションによって総額が変わります。特にディスプレイオーディオと、G・G-Tの運転支援装備は、見積もり時に確認したいポイントです。
ファミリーでは、ルーミーをご検討中の方のご相談を承っています。
「前型と改良後、どちらが自分に合う?」
「ディスプレイオーディオやナビは何を選べばいい?」
「希望する装備を付けると、総額はいくらになる?」
このような疑問も、ぜひお聞かせください。ご希望の使い方と予算に合わせて、比較しながらご案内します。
ファミリーとは?
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